おうち英語の失敗の理由はママの思い込みだった?|理想と現実のギャップに気づく体験談

おうち英語

3~4歳でおうち英語を始めてしばらくしてから、

「こんなはずじゃなかった…」

ママたちがそう感じてしまう理由には、実は子ども自身ではなく、

大人の中にある“思い込み”がかくれていることが多いのです。

子育てと共に進めるおうち英語は山あり谷あり。

この記事では、ママの思い込みの正体と、その乗り越え方をお伝えします。


なぜ「おうち英語失敗」とママが思いがちなのか

ママが無意識に持っている「英語の当たり前」

ママにとっての「英語」とは

おうち英語ママの中には、無意識のうちに、自分が関わってきた「英語」が存在します。

「英語ができるようになる」ために、やらなければいけないことも、自分の中に知識・経験として存在しているのです。

自分が英語をやってきて、うまくいったことも、いかなかったことも、無意識に自分の中に記憶として残っているでしょう。

そして、中学高校で6年間英語の授業を受けてきた中で、知らず知らずのうちに、これくらいは簡単、これは難しい、という基準ができてしまっている…。

そう、それらはほとんどの場合、中学生以降の経験・記憶によるものなのです。

中学生と幼児・小学生の違い

中学生は正に、心も体も大人へと近づいていく入口。

2週間後の期末試験のために自分で計画して準備をすることもできるし、文章の構造や論理的なつながり、また、ある程度複雑なルールや規則も理解できるようになっています。

一方で、幼児や小学生はどうでしょうか?

まだ時間の概念が発達しておらず、「来週」や「来月」といった未来の見通しを持つことはできません

目に見えない抽象的な概念をまだ理解できず、文章のルールを頭で整理して理解し、覚えるというのは難しいです

それはあくまで大人の世界。

幼児や小学生には、まだまだその段階に達していないことが多いのです。

ママが自分の中の思い込みに気付かないと…

中学生目線の「できて当たり前」と現実のギャップ

大人が簡単だと思う基本文型の英文が、何度繰り返しても正しく言えない。

先の予定のために前倒しでおうち英語をすることができない(大人がそれくらい普通だと思い込んでいる)。

おうちで英語を話せているからできるはずなのに、イベントでは英語を話せない。

などなど、おうち英語環境を作ってきた自分の答え合わせ、中学生の自分との比較、が子どもへの大きな期待となり、できなかったときに必要以上に落胆してしまっていることは、ありませんか?

「できない」に対するママの落胆と動揺あるある

英語イベントで話せなかった子にがっかりしてしまう

普段、おうちで英語のインプットをコツコツとやっていても、本当に英語を話す力があるかどうか、わからないですよね。

それが分かる一つの機会が、親子向け英語イベント。ネイティブの先生とふれあえるチャンスに、子どもを連れてきたママたちの期待が高まります。

でも、恥ずかしいのか、何も言えず、モジモジするばかりの子ども。

一方で、同年齢でも、ネイティブの先生に笑顔で寄っていき、楽しそうに会話している子たちもいます。

イベント終了後、ママは子どもに笑顔を向けようとしながらも、心の中では…
「せっかくがんばって英語をやってるのに、話さないなんて…他の子は話しているのに。
もしかしたらうちの英語、うまくいってないのかな?失敗なのかな?

中には、どうしてうちの子はこうなのかしら?とイライラしてしまうママもいます。

Check Point!
ママだったら、ネイティブの先生に寄って行って、堂々と英語で話せますか?
話せるママもいれば、緊張して無理!というママもいるでしょう。

子どもの性格も気分も、その子だけのものです。

恥ずかしい、怖い、間違いたくない、おもしろくない...
一番大切なのは、自分が作り上げた「期待」は脇に置いて、子どもの心に寄り添うことです。

帰り道や、帰宅後リラックスした時でよいので、どんな気持ちだったのか、聞いてみましょう。

子どもの言葉を引き出すことができるのは、子どもの気持ちに寄り添うママです。

子どもに、自分の気持ちを言葉にする経験を積ませてあげることも、英語コミュニケーション力を高めるために、とても大切です。
(日本語コミュニケーションにおいても、大切です。)

小文字が大文字より大きい⁉ 子どもの字を見て不安に…

これは私の実話です。

子どもが4歳の頃、アルファベットを書く練習用のボードを買いました。お手本を基に書くタイプのものです。

お手本をなぞるのはできても、自分で書くと、大文字と小文字のバランスがすごく不安定だし、大人から見たら驚くような書き順です。

そのとき私は、正直少し不安になりました。
「こんなに何回もやってるのに、まだ書けないの?」
「この年齢なら、もうできて当たり前じゃないの?」

でもそれは、大人の感覚で見ていた私の思い込みでした。

Check Point!
4歳くらいの子どもは、アルファベットを見て覚える力は十分あります。
目で見て形を認識することはできるのです。

ですが、手の力や指の動き、鉛筆の持ち方などはまだ発達途中で、思った通りに文字を書くのは難しい時期です。

また、文字の大きさや線の中に収めるなど、空間をとらえる力もこれから伸びていく、そんな発達段階なのです。

このように、大人の「当たり前」と子どもの発達段階には大きな差があるため、ママにこの知識がないと、不要な不安やイライラが生じてしまいがちなのです。

おうち英語失敗!と思わないためのマインドセット

子どもには「今できること」と「まだ難しいこと」がある

発達段階を知ることで、無理な期待を手放せる

子どもの発達段階を知っていれば、その時に「まだできないこと」も、「今だからこそできること」も見えてきます。

そして、「今できないこと」を責めるのではなく、「そのうちできるようになる」と信じて待てるようになります。

大人の基準で見ないことが親子をラクにする

発達段階にある子どもを、大人の尺度で測り、期待することは、親にも子にもストレス。

「今これができなくても大丈夫」と思えたとき、親も子も、ふっと心が軽くなります。

何よりも、ママの肩の力が抜けて、目の前の子どものありのままを受け入れて楽しむ、

そんな心境に慣れることで、

「ママ笑顔➡子ども嬉しい
 =楽しく充実した親子時間
 —>結果として子どもの英語力が伸びる!」

このステキすぎるHappyサイクルが生まれます。

英語力=言語スキル+人生経験+マインド

子どもの英語は「体験と安心」から育つ

子どもは経験から学びます。

教え込むのではなく、見て・聞いて・まねて育つのです。

日本語も、生まれ落ちた時から、そうやって使いこなせるように育ちました。

だから、ママは焦らなくていいんです。

英語を話す前に、「聞く環境」「まねできる安心感」「失敗しても大丈夫な空気」があることが、実は何より大事。

失敗も成功も「言葉を育てるチャンス」

うまく言えなかった経験も、書けなかった文字も、子どもにとっては「次にできるようになるためのステップ」。

失敗は、止まっているのではなく、「育っている途中」なんです。

ママの「できて当たり前」が、実はプレッシャーかも

「こんなにやってるのに話せない」
「他の子はできてるのにうちの子は…」

そんなふうに感じるのは、ママが一生懸命だからこそ。

でも、うまくいかない理由は、子どもが怠けているのでも、ママが間違っているのでもありません。

やり方と見方を少し変えるだけで、グッとラクになることがたくさんあるんです。

子どもの性格・発達・家庭の環境、それぞれに合ったやり方があります。


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まとめ

この記事を読んで、「あ、うちも同じかも」と感じた方は、きっともう一歩前に進めるママです。

あなたとお子さんのおうち英語が、もっと楽しく、あたたかな時間になりますように。

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