明けましておめでとうございます。シャーンティKyotoのかよです。
シャーンティKyotoは京都の中心部、四条烏丸と烏丸五条の中間(下京区)で
英語とヨガの教室を開いています。
このブログは、日本に住みながら幼少期からお子さまに
英語環境(英語教材、英会話教室等)を与えている
日本人の親御さん向けに書いています。
2021年初回となる本ブログは、お子さまが英語ができるようになると、
親御さん自身が「信じること」の大切さについて、お話したいと思います。
今回の内容の、「お子さまの可能性を信じる」ということは、
もちろんすべての親子に当てはまることではありますが、
特に、親が直接影響を与えやすい未就学児~小学生のお子さまの
親御さんにお届けできればと思います。
この時期の親子での英語との関りが、
それ以降のお子さまの英語との関りの基礎となっていきます。
幼少期からお子さまに英語環境を与える親御さんの2タイプ
日本に住みながら、幼少期からお子さまに英語環境を与えている日本人の親御さん。
みなさま例外なく、
お子さまが将来英語を使っている姿を夢見て
英語環境作りをスタートさせたことと思います。
お子さまが「英語を使っている」イメージとして、
・英語をペラペラ話している
・高校受験や大学受験で英語に苦労しない
・英語のコンテンツ(本や雑誌、動画、SNSなど)を楽しんでいる
などなど、それぞれの方が思い描く形はいろいろあるでしょう。
そしてその夢を実現するためには、
特に未就学児から小学校中学年くらいまでの間は、
親の英語環境作りがとても大事だということも
よく、または多少なりとも、理解しておられるでしょう。
お子さまの生活の中で、どれだけ英語と触れる時間を増やすのか。
親御さんの夢が実現に近づくかどうかは、
それにかかっていると言っても過言ではありません。
ですが、いろいろな親御さんのお話を聞いていて、思うことがあります。
お子さまが将来英語を使っている姿を夢見て
用意した教材や、選んだ英会話教室を
信じて邁進するタイプと
イマイチ信じきれていないタイプと
2つのタイプの親御さんがいらっしゃるなあと、感じるのです。
与えた英語環境の効果を信じて邁進するタイプ
それはもう、教材や教科書を使いたおす勢いの親御さんです。
教材やそれに関連するサービスは余すところなく使う意気込みです。
通常、高額の幼児英語教材であれば、使い方のサポートを受ける仕組みもあると思います。
少しでもわからないところがあればサポートセンターに電話し、
教材に付随したサービスは使い切るのが基本。
さらに、
お子さまの様子やご家庭の生活スタイルに合わせた使い方の工夫さえ
自ら考えて実施されます。
そうすると、よほどのことがなければお子さまの英語力は伸びていきますので、
嬉しくてもっと使う、もっと工夫する、という
好循環が発生します。
なお、親御さんのもともとの英語力はほとんど関係ないと言ってよいでしょう。
ただ、そうやってがんばる間に、ご自身が英語に触れる時間も増え、
親御さんもいつのまにか「英語って楽しかったんだ。」と
思える人になっていたりします。
与えた英語環境の効果をイマイチ信じ切れていないタイプ
一方、イマイチ信じきれていないタイプの親御さんは
もしかしたら、自分が「信じ切れていない」状態にあることに
気付いていないかもしれません。
しかし、心の奥にある気持ちは、意識するとしないとにかかわらず
表面化するものです。
お子さまが将来英語を使っている姿を夢見たものの
本当にこの教材で英語が話せるようになるのかなあ?
本当にこの教室の先生で大丈夫なのかなあ?
などなど、夢の実現のために自分が選んだツールを
どこか信じられていません。
(なお、しばらく使ってみて、どうも相性が合わない、思っていたのとは違う、
ということはあり得ますので、そこは見極めが必要です。)
そういう思いがあるので、
英語音声かけ流しや、短いオンライン会話サービスなど、
ちょっとした英語環境作りを、あと一歩がんばりきれなかったり
疑いながらなので
親御さん自身が英語環境を純粋に楽しめなかったり。
忙しいなどの理由に紛れさせていても、
実は教材や教室の効果を信じ切れていない。
それは言い換えれば
自分の選択に自信がないということ。
自分の可能性を信じきれないということ。
自分も条件が変われば変われるという可能性を信じきれないということ。
そしてそのことは
お子さまが成長する可能性を信じてあげられない
ということにつながってしまい
そして親御さんに「うちの子はこの程度かなあ」と思われたお子さんは
やはりその程度にとどまってしまう可能性が、残念ながら大きい、です。
お子さまの可能性を信じないのはもったいない
このように、
教材や教室の良しあしもさることながら
「信じる」か「信じきれない」か、という親御さんの心持ちが
お子さまの英語力に与える影響は、大きいのです。
お子さまが生まれた時、お子さまの可能性が大きく開かれていると
どの親御さんも感じたことと思います。
英語だけは特別に、可能性が低いですか?
そんなことはありません。英語も同じです。
日本人の両親のもとに生まれて日本で暮らしていても、
今は教材や教室、Youtubeなど、多くの手段があり、
幼少期から英語の音声に触れて英語耳を育てることも難しいことではありません。
人は自分の経験値にしばられがちですが、時代は変わりました。
信じることができれば、日々のちょっとした英語環境を作れるようになります。
信じないのは、もったいないです。
お子さまの可能性を信じてがんばる1年に
新年のこの機会にあらためて、
お子さまの英語環境を整えるためのアクションリストを作ってみてはいかがでしょうか?
去年やってあげられたこと、
去年、やろうと思ったけどできなかったこと、
去年、やってみたいけど無理かなあと思ったこと、
できなかった理由は
本当に、「忙しかったから」だったのか?
実は、どこか疑っていたから、がんばりきれなかったのか?
お子さまの成長はあっという間で、
語学は日々の積み重ねが一番大切です。
もちろんみなさま、頭ではお分かりのこと。
それでも去年行動に移せなかった方は、
ぜひ今年は、お子さまが英語ができるようになる可能性を信じて、
去年できなかったことを、1つでも2つでも、やってみましょう。
1年たった時の、お子さまの変化を楽しみに・・・!
それが何よりの、親にとってのごほうびですものね!
まとめ
・幼少期からお子さまに教材や英会話教室などの英語環境を用意する親御さんは、
用意した英語環境の効果を信じて邁進できるタイプと、
信じきれないタイプに分かれます。
・効果を信じきれない親御さんは、結局お子さまが英語ができるようになる可能性を
信じきれていないということになります。
・親がこれ以上は伸びないと思えば、子どもの成長はやはりそこまでとなる可能性が大きいです。
・時代が変わり、今は幼少期から英語に触れる機会がたくさんあります。
過去の経験に縛られて、結果として子どもの可能性を信じないのは、もったいないです。
・新年にあたり、1つでも2つでも、英語環境作りのアクションリストを増やしましょう。
1年後のお子さまの変化を楽しみにしてがんばりましょう!