こんにちは。シャーンティKyotoのかよです。
シャーンティKyotoは京都の中心部、四条烏丸と烏丸五条の中間(下京区)で
英語とヨガの教室を開いています。
このブログは、日本に住みながら幼少期からお子さまに
英語環境(英語教材、英会話教室等)を与えている
日本人の親御さん向けに書いています。
本日は、子どもの英語友だちの存在について、お話したいと思います。
今回の内容は、もちろんすべての親子に当てはまることではありますが、
特に、友だちと一緒に遊ぶことができるようになる4~5歳以降、小学生のお子さまの
親御さんにお届けできればと思います。
友だちとの関わりと英語環境への影響
あなたは日本に住みながら、
幼少期からお子さまに英語環境を与えている日本人の親御さんです。
・子どもには苦労なく英語を習得させてあげたい、
・英語ができるようになったら、きっとこの子の将来に役立つ、
・英語ペラペラの人に憧れる。私の子どもはそうならせてあげたい、
などなど、みなさまいろいろな思いで、お子さまの将来の姿を夢見て、
英語環境作りをスタートさせましたね。
0歳~2歳からスタートさせたと仮定して、
その後のお子さまの成長に伴う友だちとの関わりと、英語環境への影響について、
順にみていきましょう。
3歳頃まで
0歳~2歳頃は、家族との関係を育み、その安心感の中で遊ぶ時期。
ご家庭で用意した英語DVDに赤ちゃんが興味を示したり、
英語の音が出るおもちゃで遊んだりすると、嬉しいですね。
英会話の親子教室で、他の親子と一緒になることもあると思います。
子どもは1歳、2歳と成長するにつれ、他の子の様子を眺めたり、
関心を持つようになってきたりしますが、
一番興味があるのはその子が持っているおもちゃだったりします。
家では親の希望通り、英語の歌やDVD教材などを親子で一緒に楽しめる蜜月期ですね。
まだまだ英語も日本語も発音はつたなくても、アウトプットが増えてくると、
親の目じりも下がりますよね。
そして3歳頃から、子どもは積極的に友だちとの遊びを求めるようになります。
保育園でもそうですし、また最初はママと離れるのが寂しかった幼稚園も、
徐々に、お友だちと遊ぶ楽しい場、という位置づけに変わってきますね。
4歳頃から
4歳頃からは、友だちとのかかわり方も高度になっていきます。
日本語でのコミュニケーション力が上がるので、遊びのルールをつくったり、
ごっこ遊びでも、子どもなりにいろいろな役を演じたり。
言葉で自分の気持ちを伝える力も徐々についていきます。
5歳から6歳はで、母語である日本語が完成期に近づく時期なのです。
家では日本語のテレビ番組を見せないようにして、
英語のDVDや動画を見せているという場合でも、
子どもが流行りのキャラクターのことや歌をよく知っているので、驚くことがあります。
聞くと、幼稚園や保育園でお友だちと遊ぶ中ですっかり覚えてしまうようです。
外ではたくさん日本語で遊び、家では英語環境で、というように、
バランスをとって続けていくことができれば理想的ですが、
なかなかそうはいかなくて…、という場合もありますね。
お友だちと同じことをしたいので、誰もやっていない英語を嫌がったり、
家で過ごすときも、お友だちの間で人気のテレビ番組を見たくて
「英語はイヤ」となったり。
親御さんも、
「せっかくここまでやってきたのに」
「これで英語から離れていってしまったらどうしよう」
などと、不安に感じてしまう時期かもしれません。
小学生から
小学校は3年生から外国語(英語)活動が始まりますが、
1年生、2年生が英語に触れる活動時間を設けている学校もあると思います。
保育園・幼稚園では、お友だちがやらないことは自分もやりたくない、
となっていた子どもも、小学校に行けば、全員英語を学ぶことになるのです。
その時、幼少期から英語環境で育ってきたお子さまは、
もしかしたら初めて気づくかもしれません。
自分がクラスメートよりも(もしかしたら先生よりも)
きれいな発音と英語らしいリズムで英語を話せることに。
それに気付いた子どもは自信を増し、英語へのやる気がアップするでしょう。
クラスに何人かは、
同じように、幼少期から英語環境を与えてもらってきたお子さんや、
帰国子女のお子さんが、いるかもしれません。
自分との共通点があることから、その子たちに親近感を持ったり、また、
その子たちの方がよく英語ができるような気がすれば、
自分ももっとがんばろうと思ったりするでしょう。
小学校に入ってからの、そんな友だちの存在は、
親にとってはこの上なくありがたいものです。
〇〇ちゃん(くん)と話したら、
こんな(英語の)本を読んでるらしい、
この(英語の)番組を見ているんだって、
パソコンで外国人の先生と話してるって言っていたよ、
などなど、
小学生になって、英語に関してもできることが増えてきているはずなのに、
親が提案してもあまり乗り気にならないことは多いもの。
でも、気になっている友だちがやってるなら、
自分もやってみようかな、となります。
それを受けて、環境を整えるのが親の役割です。
友だちの見つけ方
もちろん、友だちとは無理に作るものではなく、自然に「できる」ものです。
ただ、日本に住みながら、幼少期からお子さまに英語環境を与えている親御さんは、
日本の公教育が与えてくれる英語教育を待つのではなく、
それ以上のものを子どもに与えようと、自ら決めて、行動した親御さんです。
あなたがそういう親御さんであれば、
自ら決めたこと、目指したことを実現するために、
助けとなることは、できる限りやっていただくのがよいと思います。
英語環境を用意したときはお子さまがまだ小さくて、
その後のお子さまの成長が英語環境にどう影響していくか、なんて、
まだまだ想像できなかったのではないでしょうか。
これまでお話したように、子どもは社会的・精神的に成長していきますので、
4歳~5歳の、「友だちと」一緒に遊ぶことがとても大事になる時期に、
・「友だちと」
・「英語で」
・「一緒に遊ぶ」
という環境を作ることも、あなたの英語環境作りに含めていただくのがおススメです。
英語は楽しい、英語が好き、という気持ちを維持しやすくなります。
英会話教室や、英語教材のユーザーのコミュニティ、地域の英語サークルなど、
自分たち親子に合うところを試してみてください。
日本に住んでいながら、小さいお子さまに英語環境を用意しようと決めた、
あなたのその気持ちを共有してくれる先生や保護者さんがいらっしゃる場が
見つかりますように。
子どもの英語友だちを作ろう(まとめ)
・日本に住みながら、子どもに英語力をつけさせてあげたいと、
幼少期から英語環境を用意した親御さんは、
子どもが社会的・精神的に成長していくことも考慮し、
英語友だちを見つける環境も探しましょう。
・特に4歳~5歳頃から、友だちに関心を持ってコミュニケーションをしながら
一緒に遊ぶことができるようになります。
その時に、「英語で」一緒に遊ぶことができる友だちがいたら、
英語は楽しい、英語が好き、という気持ちを維持しやすくなるでしょう。
・小学生になると、家の中でなく学校での英語活動が広がります。
そんな時に、よし!がんばろう!と子どもがモチベーションを維持するには、
親よりも英語友だちの影響の方が大きいです。
それを受けて、環境を整えるのが親の役割です。
・英語友だちを探すには、英会話教室を始め、
日本に住んでいながら、小さいお子さまに英語環境を用意しようと決めた、
あなたのその気持ちを共有してくれる先生や保護者さんがいらっしゃる場が
よいでしょう。