小学生の英語、次は何をする?成長に合わせた取り組みの選び方

絵本、フォニックスのカード、計画帳を並べ、子どもに合う英語の取り組みを考える机

娘が3〜4歳の頃に歌った音声と、小2くらいで同じ歌を歌った音声。

聞いてみると、全く違うんです。小学生になった娘の歌声は、より大人に近く、はっきりした発音になっていました。

同じ歌でも、子どもは変わっている。

子どもが成長すれば、家庭での英語の取り組みも、それに合わせて変えていく必要があるんですね。

では、何を見て、次の取り組みを選べばいいのでしょうか。

目次

娘の英語の計画を考える土台になった、四つのこと

娘が成長したとき、自分のやりたいことのために英語を使えるようになってほしい。

その願いを持ちながら、小学校の6年間に、いつ、何を、どう取り入れるかを考えました。そのとき、私が土台にして組み合わせたのが、次の四つの知識でした。

英語の計画の土台となる、言葉の育ち、子どもへの教え方、心と体の発達、教材や機会の使い方の四つの知識

言葉は、どう身についていくのか

子どもが日本語を覚えてきた道筋を、思い出してみてください。

まだ話せない赤ちゃんの頃から、周りの人の声を聞き、表情や動作と一緒に言葉に触れてきましたね。声を出して応えているうちに、身近な言葉の意味が少しずつ分かり、自分でも言うようになります。

一つの言葉から二つの言葉へ、そして文で気持ちや出来事を伝えるように。こうした毎日のやり取りを重ねて、言葉を増やしていきます。

こうして5〜6歳ごろには、母語の基本的な文の組み立てが身につき、自分の伝えたいことを文にして話せるようになります。母語の基礎ができあがるんですね。その上で、小学校では読み書きを本格的に学んでいきます。

英語でも、まず「聞く・話す」の土台を育てて、そこから「読む・書く」へ広げることを大切にしています。

わが家でも、英語の読み書きは小学生からで十分だと考えて、それまでは取り組んでいませんでした。

娘が年長になり、小学生になったら読み書きだな、と思ったとき、はっと気づいたんです。

「どうやって読み方を学ばせたらいいんだろう?」

私が経験したのは、中学校での単語の丸暗記でした。中学生の頭だからできたやり方を、そのまま幼い娘にさせるのは違うと思いました。

今は、こんなに子どものための英語教材があるのだから、この子に合ったやり方があるはず。

そう思って調べて、調べて、「フォニックス」というものを見つけたんです。

子どもには、どんな伝え方が合うのか

たとえば、お味噌汁の作り方を教えるとします。

大人になら、口で説明するだけでも伝わるかもしれません。でも子どもには、一緒に手を動かしたり、一人でできるところを少しずつ増やしたりしますよね。

英語も同じなんです。英語ができる大人なら、子どもにも上手に教えられる、というわけではありません。

何を教えるかだけでなく、どう伝えたら子どもに分かるのか。その教え方を知っておくことが大切なんですね。

私も、娘が分かるようにフォニックスを教えるには、まず私がよく理解しないといけないと思いました。

当時はフォニックスの教材も少なくて、見つけた教材の出版社に電話をして、そちらの研修を受けたんです。

中学から無理やり読み書きを始めるような英語教育を受けた私には、こんなに納得感のある、分かりやすいルールがあったのかと、目からウロコでした。

フォニックスを子どもに伝えるため、教材とカードを広げて学ぶ母親のイラスト

成長すると、何ができるようになるのか

冒頭の娘の歌声のように、発音する力も成長とともに変わります。6歳と12歳では、できることがずいぶん違いますね。

考えを伝えるときも、たとえば「どうしてこれが好きなの?」に、6歳の子が “Because it’s cute.” と答えたら、それでよい場面もあるでしょう。

小3くらいなら、どこがかわいいのか、もう少し詳しく説明することに挑戦してもよいですね。

心や体の発達を知っておくと、同じやり取りの中でも、次に伸ばしたいことが見えてきます。

猫の絵を見せながら好きなところを話し、母親が耳を傾ける小学生のイラスト

教材や機会には、どんな使い方があるのか

ここまでの三つを踏まえると、教材の使い方も変わります。

同じ動画でも、笑いながら見る、言葉をまねして口を動かす、役を決めてやり取りを演じてみる。いろいろな使い方ができますよね。

同じ動画でも、楽しむ、まねして話す、役になって話すという異なる使い方ができる

何を使うかだけではなく、今のわが子に、それを何のために、どう使うかを考える。

それが、成長に合う計画を作ることにつながります。

教材だけでなく、人と話す機会や体験も

家庭での英語に使えるものを、四つに分けてみますね。

  • 教材:DWEなどの教材、絵本、多読、単語帳、カード、アプリ、YouTube、フォニックス教材。
  • 対話式のサービス:電話での英語、オンライン英会話、対面やオンラインの英語教室。
  • イベントや体験:英語キャンプ、ショーや創作・ゲームの活動、親子留学、スピーチやライティングのイベント。
  • その他:各種英語検定。

対話式のサービスも、その都度予約するもの、同じ先生と続けるもの、一定期間のカリキュラムがあるものなど、形が違います。

私も、娘の小学校入学後は自由に使える時間が減ることを考えて、いつ、何を、どう取り入れるか、本当に一生懸命考えました。選んだものを生活の中でどう使うかまで考えて、わが家の計画にしていったんです。

そして、実際に続けられる時間を生活の中に作ることも忘れずに。親子で続け方を決める具体例は、英語習慣の記事でお話ししています。

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同じ教材でも、できることは変わっていく

前は聞いて楽しんでいた動画を、今ならまねして話せるかもしれません。短い答えの先に、もう少し詳しく伝えたいことがあるかもしれません。

今のお子さんの姿と、今使っている教材を、そんなふうに見てみてくださいね。

成長に気づきながら、次の取り組みを選んでいく。その積み重ねで、幼児期からの英語を、小学生になってからも育てていきたいと思っています。

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