仕事が忙しくなると途切れ、思い出してまた走る。旅行や出張で途切れ、帰ってきてしばらくしてから再開する。
私の朝のジョギングは、何年もの間、そんな状態でした。週に1回、できるときに走るのがやっと。
おうち英語を続けたいと思っているのに、気づくと一日が終わっている。何をどれくらいやればいいのか不安になって、手が止まる。そんな難しさを感じているママはいませんか。
そんなママに、私がジョギングを習慣にできた経験をお伝えしたいと思います。
私がジョギングを習慣にするためにしたのは、続けられる形を、始める前から慎重に考えておくことでした。
何のためにするのか。無理なくできる量はどのくらいか。続けられなくなりそうなとき、どうするか。
家庭で英語を続けるためにも、使える考え方です。
毎日走ることで、私が本当に手に入れたかったもの
週1回もままならなかった私が、毎日ジョギングをする生活に変えたいと思うようになりました。
でも、毎日走ることは手段です。
夜早く寝て、朝早く起きる。生活のリズムを整えて、規則正しく暮らしたい。
そして、
「私、できてる。」
「私、なかなかいいよね。」
そうやって、自分のことを肯定できる自分でいたい。
これが、私の本当に欲しかったものでした。
とはいえ、なかなか一歩を踏み出せませんでした。習慣にする難しさも、一人で始める難しさも、わかっていたからです。
だからこそ、今度は続けられるように準備しようと考えました。
続けるために、始める前から考えた3つのこと
1.一人では難しいとわかっていたから、コーチを頼む
一歩を踏み出すと決めたのは、この記事を最初に書いた時点から約5か月前の3月8日。モヤモヤ解消コーチングスキルの講座に参加した日でした。
講座で一緒にワークをしたコーチに、1週間だけ、お互いにコーチングをし合うことを提案しました。相手も快く引き受けてくれました。
一人ではできないことも、コーチと一緒ならできる。私は、そのことをよくわかっていたのです。
自分との約束だけでは、心が折れそうになることもあります。最初の1週間、仲間にコーチ役をお願いし、報告する仕組みを作りました。
誰かに見守ってもらっているという感覚は、想像以上に力になります。
2.30分を15分にして、週に1日の調整日を作る

週1回走っていたときは、家を出て帰るまでに30分かかるコースでした。
でも、毎日続けるなら30分は長い。予定が入った日に「30分取れないから、今日は走れない」となることが予想できたんです。
そこで、いろいろ慎重に試しました。
15分で帰ってこられて、しかも、私の好きな鴨川の景色も見られる。その両方を満たすコースを作ったのです。
「これくらいならできそう」と思える長さにすることで、気持ちが楽になりました。
それに、鴨川まで走ると視界が開けて、気分が上がる。「ここまで走ればスッキリできる」という楽しみもありました。
「やれる感」と、走った後の「やった感」。その両方を、コースの中に入れました。
もう一つ、悩んだのが休む日のことです。
毎日走るか、1日休むか。1日休んだら、翌日も走りたくなくなるのでは、と不安でした。
でも、思いきって、あらかじめ休んでよい日を週に1日設けました。
すると、やむを得ず走れない日があっても、別の日で調整できるようになったのです。「続けられている」という気持ちも保ちやすくなりました。
3.旅行や出張で途切れるとわかっていたから、先に備える

以前は、旅行や出張があるとジョギングが途切れていました。
今回は、その経験を生かすことにしました。
始めた直後の北海道旅行にも、その翌月の沖縄出張にも、ジョギングウェアとシューズを持っていきました。
環境が変わっても走ることを前提に、準備しておく。
以前つまずいた場面がわかっていたから、同じところで途切れないように備えられました。旅先でも続けられたことが、自信につながりました。
こうして始めてから約5か月たった頃には、歯磨きのように「しない方が気持ち悪い」と感じるほどになっていました。

続ける難しさを知っていた私が、続けられるようになったのです。
おうち英語も、「何のために」から考えてみる
ジョギングを続けるために私が考えたことは、おうち英語を続けるための工夫にも生かせます。
子どものために英語を始めたのに、毎日の忙しさで後回しになる。「やらなきゃ」「ちゃんとやらせなきゃ」が増えると、親も子どもも笑顔が減ってしまいます。
そんなときは、まず、英語を通して本当に欲しいものを言葉にしてみてください。
- なぜ、子どもに英語をさせたいのでしょうか。
- なぜ、家庭で英語に取り組むことにしたのでしょうか。
- 子どもが英語を使えるようになったら、何が変わるでしょうか。
- 家庭に英語環境ができたら、誰にとって、どんないいことがあるでしょうか。
英語も、家庭での取り組みも、手段です。
その先に何を望んでいるかが言葉になっていれば、迷ったときに戻れます。
私が欲しかったのも、「毎日ジョギングをした」という記録だけではありませんでした。生活を整え、自分を肯定できる自分でいることでした。
ママは、英語を通して、どんな親子の未来を思い描いていますか。
「やれる感」と「やった感」を、毎日の英語にも
生活の中に、無理なくできる一歩を決める

目的が見えたら、今の生活のどこに英語を取り入れるかを考えます。
始めたばかりで続かないなら、朝ごはんの準備中に5分、英語の音声を流すところからでも大丈夫。
通園中の車の中で聴く。寝る前の読み聞かせに英語の絵本を取り入れる。
新しくまとまった時間を作るだけでなく、すでにある生活の流れに組み込む方法があります。
最初から完璧にしようとせず、「これならできそう」と思える一歩を決めましょう。
予定どおりにできない日や、旅行などで生活が変わるときもあります。そんなときにどう調整するかも、先に考えておくと続けやすくなります。
できたことや、子どもの小さな変化を見えるようにする

続けるには、取り組んだ後に「今日もできた」と感じられることも大切です。
たとえば、子どもの笑顔や反応を書き留めておく。
「今日は歌を全部歌ってた!」
そんな小さな成長に気づいて記録しておくと、振り返ったときに、積み重なっているものが見えます。
チェック式の表やシールで、取り組めたことを見えるようにする方法もあります。週末に、1週間でできたことを振り返る時間を作るのもいいですね。
私にとっては、鴨川の景色を見たときのスッキリした気持ちが、走った実感になっていました。
わが家の英語にも、できたことを実感し、喜べる機会を作ってみてください。
100点を目指して苦しくなる前に
「英語やらなきゃ」から、「今日もできたね」へ。
声をかけるときのママの気持ちやトーンは、子どもの安心にもつながります。だから、親子で「できた」と思える小さなステップから始めてほしいのです。
私は、オランダへ教育視察に行ったことがあります。そこで触れたのが「60点主義」という考え方でした。
100点を目指してしまうママにこそ、この考え方をお伝えしたい。
60点の私もがんばってる。子どももがんばってる。最高!
そう思えたら、どうでしょうか。
ママが英語を話せるかどうかだけに目を向けず、子どものありのままを受け止め、よく観察する。小さな成長に気づいて、一緒に喜ぶ。
そんな親子の時間が、英語に取り組み、力を伸ばしていく土台になります。
完璧じゃなくて大丈夫。一歩ずつ、前に進めばOKです。
一人で抱えず、続けられる形を一緒に考える

私には、毎日のジョギング習慣を始めたときに、支えてくれたコーチがいました。
家庭の英語も、一人でがんばり続ける必要はありません。見てくれる人、一緒に考えてくれる人がいることは、支えになります。
同じように悩む仲間と話したり、家族に「これから朝は英語を流したいの」と伝えて、応援役になってもらったり。
誰かとつながることも、続けるための仕組みの一つです。
「教材はあるけれど、生かせていない」「忙しくて、わが家のペースがつかめない」。
そんなときは、一人で答えを探し続けず、お話ししませんか。
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年長〜小学生のお子さんの英語習慣を、一緒に作りたい方へ
「英語力UP! うちの子英語習慣プラン」では、お子さんの今の状態とご家庭の目標に合わせて、取り組む内容や生活の中の時間を具体化します。
実践後も、振り返りと相談を通して、続け方を一緒に調整していきます。
2〜6歳のお子さんがいる方へ
家庭で英語を始めたいけれど、教材の選び方や続け方に迷っていませんか。
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まとめ|望む未来に向けて、わが家で続けられる形を作ろう
何のために英語をするのか。その目的を大切にしながら、「やれる」と思える形と、「やった」と喜べる機会を作る。
予定が変わるときには調整し、一人では難しいときには人の力を借りる。
習慣にする難しさがわかっていた私も、そうして一歩を踏み出しました。
ママも、お子さんも、できたことを一緒に喜びながら進んでいってほしいと思います。
わが家で無理なく続けられる英語の形を、一緒に見つけていきましょう。

